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調査会社というもの
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そんなとき、気になっていたのが調査会社。
というのも、インターネットで、“ストーカー”“相談”“名古屋”と検索すると、でてくるのは調査会社か、市役所の相談窓口。
ストーカー相談見ましたが、やはり証拠がなければ、相談のしようもないのです。
わたしがわかっているのは、バイト後に、たぶん同じ人につけられていることと、帰宅後にかかってくる留守番電話。
どうやって、電話番号を手に入れたのか、つけられている人と別々なのかはわからない。
最初は間違い電話か、混線かなにかだと思っていたので、特に気にしておらず、細かくは覚えてもいなかったのです。
最初から、チェックしていたら良かったみたいなんですけどね。
その程度なら、わたしが相談されても困ってしまう、といのも、十分わかっていましたしね。
それで、調査会社のページをひらいていくことになったのです。
調べてみると、ストーカー被害にあいながらも、警察へ相談に行って、どうしようもなくなった人なんかへのアドバイスもありました。
調査会社って、浮気調査ばっかりでもないんだー、というのが、正直な感想でした。
それから、調査会社に興味を持ったわたし。
相談無料、とありましたので、勇気を出して相談してみることにしました。
緊張しながらの電話。
電話の窓口で応答してくれたのは、思ったより若い女性だったのです。
なんとなく事務的。
自分は、詳しいことはわからないので、担当のものが伺います、と。
なんだか不安。
相手に促されるまま、都合の良い時間と場所で、待ち合わせを決め、当日まで不安な気持ち、いっぱいだったのです。
なんとなく自分から探すのが嫌で、ずいぶん前に待ち合わせ場所に到着。
時間５分前に表れたのは、けっこう年配のおばさん。
どことなく、保険外交員のおばちゃん的な？
しかも、資格とかいっぱい持ってて、かなり上まで行った、自分に自信のあるタイプの人。
勝手にそう、イメージしてしまいまいした。
わたしの話しを聞いてはくれるのですが、その先を、とても危ないものになる、とまるで占い師のように予想してくれるのです。
そして、いち早く対策しなければ・・・、と。
わたしはいち早く、調査料金とやらを聞きたかったのに、なかなか教えてくれません。
本当は電話窓口で教えて欲しいくらいだったのに、調査内容にもよるので、と、なかなか答えてくれず、一般的なお話としても、わかりかねます、の、一点張りでした。
ここまで来てもかぁ、と、半ばあきれ始めたころ、やっと金額の話しに移れたのです。
正直、驚きました。
着手金だか、契約金だかで、十万円単位のお金が必要で、そこへ、時間ごとの調査料金がかかってくるのですが、時給レベルの話ではなく、それこそ万単位のお金だったのです。
もし、２日ほど見てもらうと、軽く５０万円は超えてしまう。
しかも、終了時間になると、帰ってしまうというので、余裕を持って時間を設定した方が良いとか・・・。
そんな余裕ないです。
すると、両親に相談して、お金を出してもらえば？ときた。
それが嫌で、あなたに相談したんじゃないですかーってな気持ちで、すでにわたしの気持ちも離れてしまったのでした。
しかも！！！
その調査は、一度終了すると、そこで終わり。
というのも、引き続き依頼をしようと思うと、最初の契約金が新たにかかってくるから、あらかじめ、多めの日数で契約した方が良いのだとか。
威圧的な話し方と、その契約の矛盾に、完全に気持ちが離れてしまいました。 |
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